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【完全版】NZワーホリ準備のやることリストと準備スケジュール

NZワーホリ準備のやることリストと準備スケジュールについて解説します。

ニュージーランドのワーホリを検討しているけど、行く前にどんな準備が必要か知りたい
ニュージーランドワーホリの準備のためにやるべきことを全て知りたい

そんなあなたが、今から解説する「やることリストの順にそのまま進める」だけで、
あなたの準備が終わる
ように、網羅的に解説します。

また、ニュージーランドへワーホリする多くの場合、仕事を退職したり、賃貸を解約したり、車を売却したりと、それに付随していろいろなことをやる必要があります。

そういったことも、網羅的に解説したので、ぜひご自身の状況と照らし合わせながら、ご覧ください。

1.半年前から準備すること

半年前から準備することはこの5つです。
①パスポートの確認&更新
②ワーホリビザの申請
③必要な書類を確認する (英文残高証明書・滞在先住所・海外旅行保険付保証明書)
④航空チケットを購入する
⑤海外旅行保険を手配する

半年前から準備することと書きましたが、準備期間が半年もない方も、今日からこの記事の通りに行えば終わりますので安心してください。目安の作業時間と完了時間も書いておくので、これらの時間も参考にしながら、この順番で一緒に進めていきましょう。

①パスポートの確認&更新

*作業時間:1時間/完了時間:1週間程度/費用:1万1000円

パスポートを持っていない方は、ワーホリビザの申請やニュージーランドの入国など様々な場面でパスポートが必要なので、準備をしましょう。

パスポートの申請に必要な書類は
・一般旅券発給申請書 (窓口でもらえる)
・戸籍謄本(役所でもらえる)
・パスポート用写真(近くの写真機で取れる)
・本人確認書類(運転免許証など)

という感じなので、本人確認書類をもって近くの役所(市役所など)に行けばOKです。

※すでにパスポートを持っている方でも、ワーキングホリデーの場合は、入国日から1年3か月以上の残存期間が必要なので、残存期間が足りない、ギリギリの場合は、役所に行って更新しましょう。

②ワーホリビザの申請

*作業時間:20分/完了時間:1か月以内/費用:3万6000円($420)

ワーホリビザの発行から入国までの有効期間が1年あるため、ニュージーランドにワーキングホリデーすることを決めたら、できるだけ早めに申請を済ませてしまいましょう。

例:2023年8月1日にビザが発行
→2024年7月31日から2025年7月31日までワーキングホリデー
ビザが発行されてから、31歳になった場合も入国できます。

また、時々ほかのウェブページの中で、「ワーホリビザを申請する際に、レントゲン検査が必要」という記載がありますが、2022年6月7日に以降、日本人はレントゲン検査が不要になりました。

そのため、ニュージーランド移民局のウェブサイトからアカウントを作成して、パスポート番号や住所、健康状態を入力したら、多くの場合、2週間ほどでビザが発行されます。

③航空券を購入する

*作業時間:10分/完了時間:10分/費用:6万円

ビザが発行できたら、航空券を購入しましょう。
だいたい5~4か月前に購入すると、安く購入できます。

ボクは出発の5か月ほど前に、Skyscannerで片道5万9000円で大阪からオークランドまで行く航空券を購入できました。

格安でニュージーランドの航空券を購入する方法(後日、作成予定)

2.3か月前から準備すること

3か月前からやることはこの7つです。
①海外旅行保険を手配する
②クレジットカードの登録と解約
③銀行口座の登録と解約
④最初の滞在先の確保(住所証明用に印刷しておく)
⑤賃貸の解約、退去連絡
⑥職場に退職の意向を伝える
⑦運転免許証の確認&更新

①海外旅行保険の手配

*作業時間:1時間/完了時間:2週間程度/費用:0円

ニュージーランドのワーホリ中に、病気やケガになってしまった場合に、保険に入っていないと、場合によっては数百万円以上の治療費がかかってしまう可能性があるため、海外旅行保険には必ず加入しましょう。

そんな海外旅行保険ですが、日本の保険会社で加入すると1年間で20万円ほどかかる場合がほとんどですが、実質0円でしっかりと補償がカバーされた海外旅行保険に加入できる方法があります。

それが、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを持つことです。
ただし、ほとんどのクレジットカードでは、病気やケガをした場合に、保証される金額が100万円や200万円ということが多いため、1枚のクレジットカードだけだと、万が一の補償としては不十分です。

そのため、最低でも病気やケガをした時の補償額が400万円以上になるように2枚は持っておきましょう。
どのカードがいいかよく分からないという方は、エポスカードデライトジャックスカードの2枚を持っておくと、400万円までカバーできます。(年会費はどちらも無料です。)
クレジットカードの説明の続きを読む

一方で、「クレジットカードを2枚も持ち歩くのめんどくさいな…」
という方にも、ニュージーランドの保険会社Orbitであれば、1年間で5万円程度
また、ニュージーランドだけでなく、世界中で海外旅行保険として使えるSaftyWingsのNomad Insurance(ノマド保険)というプランも月額6500円(US$45.08)なので、1年間で7万8000円程度で加入することができます。

また、これらの保険は、どこの国にいてもオンライン上で申し込みができるため、クレジットカードの付帯保険の保証期間が終わるタイミングで契約するのがおすすめです。
海外旅行保険について詳細記事を読む(8月頃、作成予定)

そして、クレジットカードの付帯保険であっても、先ほど紹介した保険であっても、海外旅行保険に加入している証明ができる付保証明書保険証券などは、ニュージーランドに行く時に必ず持って行きましょう

②クレジットカードの登録と解約

*作業時間:1~2時間/完了時間:2週間程度/費用: 0円

先ほどの海外旅行保険の開設の中で、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードをおすすめしました。

ボク自身は、入国から最初の3か月で海外旅行保険が自動付帯(自動で適用)されたエポスカードとデライトジャックスカードを、次の3か月で海外旅行保険が利用付帯(利用すれば適用)されたリクルートカードとエムアイゴールドカードを使っていました。海外旅行保険用のクレジットカードについて(8月頃、作成予定)

一方で、日本で使っていたエネオスカードやイオンカードなどは解約をしました。というのも、手持ちのカードが多すぎると、これらが盗難にあった時などの管理が大変になるからです。

そのため、自分の中で、日本の生活ではポイントが貯まるから使ってきたけど、ニュージーランドに行ったら使わないというカードは積極的に解約しましょう。

③銀行口座の登録と解約

*作業時間:1~2時間/完了時間:2週間程度/費用: 0円

ワーキングホリデーなどで1年以上日本を離れて、かつ海外転出届を出している場合は、日本の非居住者という扱いになるため、ゆうちょや楽天銀行などのネット銀行、地方銀行は利用できなくなる場合がほとんどです。

そんな中、日本の非居住者でも問題なく使える銀行の一つがソニー銀行です。
ソニー銀行はネット銀行のため、取引は全てオンライン上でできますし、なんとNZドルをはじめとして、複数の通貨を持つことができます。

というのも、あまり知られていないことですが、日本円で預金している銀行に紐づいているクレジットカードでNZドルの商品を買った場合に、NZドルから日本円に両替する際の海外事務手数料が1.6%ほどかかります。

それが、ソニー銀行で事前にNZドルに両替しておいて、ソニー銀行のデビットカードで決済をすることで、この手数料を節約することができます。

ソニー銀行について詳しく知る

※楽天証券やSBI証券などの証券口座も、非居住者の場合は、手続きが必要となるため、休止したり、フィリップ証券やFirstrade証券など、非居住者でも使える海外証券口座の開設を検討したりすることをおすすめします。続きを読む(後日、作成予定)

また、ニュージーランドの銀行の一つであるANZ銀行の口座開設も入国の3か月前からできるので、やっておきましょう。ANZ銀行をオンラインで口座開設する方法

④最初の滞在先の確保(住所証明用に印刷しておく)

*作業時間:1時間/完了時間:1時間程度/費用: 2~3万円程度

入国審査の際に、滞在先を聞かれることがあります。また、ANZ銀行などの銀行口座開設やIRDナンバー(納税者番号)を発行する際にもニュージーランドの住所が必要となるため、ニュージーランドに到着して最初の1~2週間の滞在先を確保して住所の書かれた予約票などを印刷しておくことをおすすめします。

ボクの場合はAirbnbで予約を取り、Airbnb(リンク)のマイページから予約確認票(「予約詳細」→「ビザ申請用にPDFで取得」)を印刷しました。Booking.com(リンク)などでバックパッカーズやホステルを予約した場合は、滞在先の住所と自分の名前がローマ字で書かれたページを印刷すれば大丈夫です。

⑤賃貸の退去手続き

*作業時間:2~3時間程度/完了時間:退去日/費用: 0円

賃貸の解約は、基本的には1か月以上前(契約によっては2か月前)に連絡をする必要があるため、
出発の日程が決まったら、1か月以上前には連絡をして、退去の手続きを進めましょう。

以下に簡単な流れを紹介します。
⑴退去することを管理会社や大家さんに連絡
⑵退去届(解約通知書)の提出
⑶電気、水道、ガスなどの転居手続き
⑷郵便物の転送届(実家など)

⑥職場に退職することを伝える

*作業時間:5分/完了時間:5分/費用: 0円

退職についても業務の引継ぎや有休消化などの観点からも、2~3か月前には上司や管理職の方に、退職することを伝えましょう。会社によっては、3か月前までに伝える必要があるところもあるため、早めに話しておくといいです。

⑦運転免許証の確認&更新

*作業時間:1時間程度/完了時間:1時間程度/費用: 0円

運転免許証の有効期限を確認しましょう。もし、運転免許証の更新期間内が、ワーキングホリデーの期間と重なってしまう場合は、運転免許証と海外に渡航することを証明する書類(パスポート、ワーホリビザ、航空チケット)を持って、最寄りの警察署に行き、更新手続きをしましょう。

3.1か月前から準備する3つのこと

1か月前になったらやることはこちらです。
①英文残高証明書
②国際運転免許証の取得
③解約、処分、売却など

①英文残高証明書

*作業時間:60分程度/完了時間:即日~10日程度/費用: 800円

ニュージーランドの移民局のウェブサイトの中で、入国の際に4200NZドル相当の所持金を持っている証明が必要と明記されています。

英文残高証明書の発行の仕方は銀行によって異なるため、1か月前になったらご自身の銀行に問い合わせましょう。また、郵送の場合は10日程かかってしまう場合もあるため、ギリギリにならないように注意しましょう。

一方で、何か月も前に発行されたものは、有効でなくなってしまう場合もあるため、出発の1か月前から準備をしましょう。

②国際運転免許証の取得

*作業時間:10分程度/完了時間:20分程度/費用: 2350円

国際運転免許証の申請に必要な書類は
・運転免許証
・海外に渡航することを証明する書類(パスポート、ワーホリビザ、航空チケット)
・国外免許用写真 1枚(近くの写真機で撮影できる)
・手数料(2350円)

で、本籍地のある自治体の受付会場に行って、職員さんの指示に沿って手続きを行えば、
20分程度で国際運転免許証を取得できます。

国際運転免許証は、有効期限が1年間なので、1か月前以降に取得することをおすすめします。

③いろいろなものの解約、処分、売却

*作業時間:1~2日程度/完了時間:1~2日程度/費用: 0/売却できれば、お金が得られます

日本で契約しているサービスの多くは、ニュージーランド生活では不要になることが多いため、
コストを削減する意味でも、積極的に解約や売却を進めていきましょう。

⑴保険の解約(自動車保険、生命保険など)

*作業時間:30分程度/完了時間:2週間程度/費用:0円

車を売る日が決まったら、自動車保険の保険会社に連絡をして、解約手続きをしましょう。
保険会社によっては、1か月前に解約の連絡をしないと解約返戻金で損をする可能性もあるので、
車を売る前に連絡しておいた方がいいです。基本的には指定された解約申込書を記入して、
提出すればOKです。

生命保険や医療保険に加入している方は、これを機に解約をするか、休止をするか等を保険会社の方と相談しましょう。

⑵車の売却

*作業時間:2~3時間程度/完了時間:2~3時間程度/費用:お金が得られます

車を売却する時の基本的な手順は以下の通りです。
ⅰ.「車種 買い取り相場」で検索して相場を調べる
ⅱ.2~3件見積もりをもらう
ⅲ.一番高く売れるところで売る

また、車を売却する際に必要な書類は
・自動車検査証
・自賠責保険証明書(自動車保険)
・自動車納税証明書
・戸籍謄本(結婚等で姓が変わっている際は必要)
・住民票(住所が変わっている際は必要)
・印鑑
・振込先の口座番号

なので、これらも事前に準備をしておくといいです。

⑶スマホの解約、維持、乗り換え

*作業時間:30分程度/完了時間:1週間程度/費用:数百円

長期間海外に行く場合は、スマホを
・解約
・電話番号保管
・安いサービスやプランに変更

という選択肢になります。最も安く抑えたければ、解約になることが多いですが、
解約金が発生する場合もあるので、契約内容を確認して判断することをおすすめします。

一方で、銀行のオンラインバンキングなどの二段階認証で電話番号を登録していて、
海外でも使う場合には、日本の電話番号があった方が便利です。

ニュージーランドに着いてからも、アプリの二段階認証以外にもクレジットカード会社などから連絡が来ることがあるので、そういうことが心配な方は、日本の電話番号を残しておくのも一つの手です。

ボク自身は格安SIMの最安料金で、ワーホリ中は過ごしています。

ちなみに、楽天モバイルは、
・月額料金が比較的安い
・ニュージーランド国内でも2GBまで使える
・楽天ポイントも貯められる

ということで、おすすめの格安SIMの一つです。

楽天モバイルならスマホの料金が超お得!

⑷サブスクの解約

*作業時間:30分程度/完了時間:30分程度/費用:0円

|ニュージーランドに行くと、日本で当たり前のように使っていたサブスクサービスも不要になることが多いです。ボク自身はAmazon Primeを解約しました。サブスクサービスのほとんどはあった方がないよりも良さそうな場合が多いため、解約する決断をすることが難しい場合も多いのですが、いざ解約してみると、なくても生活できる場合がほとんどなので、この機会に積極的に解約していきましょう

⑸日用品を売る&処分

*作業時間:2時間程度/完了時間:2時間程度/費用:0円

本だったり、家具だったり、日用品だったり、ニュージーランドには持って行けないし、実家に置いておくほどのものでもないなんてものもたくさん出てきます。こういったものは一気に処分しましょう。

メルカリなどで売った方が高く売れる、という可能性もありますが、素早く売る、処分することを最優先にする場合は、
ⅰ.全部リサイクルショップへ持って行く
ⅱ.売れなかったものを自治体で処分

という順番で行うと、2時間もあれば、不要になった全てのものを手放すことができます。

ちなみに、リサイクルショップに持って行くのすら、ものが多すぎて大変‥
という場合は、不用品回収業者を利用するのも一つの手です。

なかなか時間が取れない、、
取り掛かれない、

という方は、業者にやってもらいましょう。

4.2週間前から準備する2つのこと

①海外転出届を出す(住民税の口座振替、国民年金の任意加入、税務署で所得税の確認)
②現地生活で必要なものを揃える(ファームジョブ用品、洗剤、常備薬)
③パッキング

①海外転出届を出す

*作業時間:1時間程度/完了時間:1時間程度/費用: 0円

ニュージーランドワーホリなど、1年間海外に行く場合に必要な役所手続きとしては、
・海外転出届の提出
・住民税の口座振替
・国民年金の任意加入
・税務署で所得税の確認

の4つです。

2週間前になると、海外転出届を出すことができるので、ご自身の自治体の役所にマイナンバーカードを持って、手続きをしに行きましょう。

また、海外転出届を出した場合、国民健康保険料も国民年金保険料も支払う必要がなくなりますが、住民税だけは昨年分の所得に応じた住民税の支払いが6月に発生するため、6月よりも前に海外転出届をする場合は、住民税の口座振替をすることをおすすめします。

手続きは、振替口座の口座情報(銀行名、支店名、口座番号)があればできるので、キャッシュカードなどの、口座情報の分かるものを持って行きましょう。

そして、国民年金に任意加入をしたいには、役所内の窓口に行って、任意加入の申し込みをしましょう。

また、基本的に会社勤めのみの場合は、所得税は給料から天引きされているため、確定申告をしたり、所得税を前もって払ったりといった手続きは不要です。

一方で、ブログなどの副業の収入がある場合には、日本を出国前に発生した所得分は、確定申告をしなければいけない場合が多いため、出国後の翌2~3月国税庁のウェブサイトからオンラインで確定申告をする必要があります。

基本的には、今説明した通りですが、より具体的に詳しく知りたい場合には、税務署の窓口に行って問い合わせてみましょう。

出国前の役所での手続きについてもっと詳しく知る

②現地生活で必要なものを揃える

*作業時間:1時間程度/完了時間:1時間程度/費用: 数千円

ニュージーランドへの出発が近づいてくると、いろんな必要なものが分かってくることもあります。
ボクの場合は、風邪薬と洗剤などを買いました。

とはいえ、ほとんどのものはニュージーランドでも買えるので、何が要るだろうか…と神経質に考えすぎず、最低限必要性を感じたものだけを購入することをおすすめします。

参考までに、ボク自身が実際に1年間のニュージーランドで必要だと感じたものを紹介しています。
1年間のニュージーランドワーホリで必要な持ち物を確認する

③パッキング

*作業時間:5時間程度/完了時間:5時間程度/費用: 0円

最後はいよいよパッキングです。このパッキングですが、慣れていない方は意外と時間がかかります
服や下着などは直前前までパッキングができないですが、入れられるものだけでも2週間前から少しずつ入れていき、2日前には9割完了を目指しましょう。

ボク自身がどのようにパッキングをしたのか、全て画像付きで載せているので、パッキングをする時になったら、こちらの記事で予習をしておきましょう。

今回は、ニュージーランドワーホリの準備のためにやるべきことを、パスポートやビザの準備から、職場の退職や賃貸の解約、車の売却まで、ニュージーランドワーホリに付随してやらなければいけないことの全てを網羅して解説しました。

一つ一つの内容をもっと詳しく知りたいという方は、詳細記事を一覧にしたので、こちらをご覧ください。
詳細記事の一覧を見る(詳細記事は週1で追加されていきます)