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【保存版】ニュージーランドのANZ銀行の口座開設する方法【全工程を公開】

ニュージーランドのANZ銀行の口座開設する方法を解説します。

ニュージーランドにワーホリをして、現地で働く場合、ニュージーランド内の銀行口座を開設する必要があります。ニュージーランド内にもいくつか銀行がありますが、今回はANZ銀行の口座開設方法について解説します。

どの銀行にしたらいいか分からないって方は、ニュージーランド内の銀行の比較記事(後日、作成予定)があるので、そちらを参考にしてもいいですが、ANZ銀行は口座維持手数料やATM手数料がかからず、口座開設の条件も他の銀行に比べてハードルが低かったため、個人的にはANZ銀行がおすすめです。

さて、実際にANZ銀行の口座開設をしようと決めたはいいものの、
何から手を付けていいか分からない…
どんな書類を準備すればいいの…

という方が大半だと思うので、ANZ銀行の口座開設で必要な書類と必要な作業を全て公開します。

海外経験0&英語力0でも、この記事の通りにやれば、できるように一から解説していきますので、お付き合いください。

①口座開設の大まかな流れ 

・ANZ銀行のHPから口座開設の申請(日本でも可)
・メールで送られるKYC質問フォームに回答(一回で完了)
・メールで口座番号と来店予約日時、本人確認に必要な書類の連絡
・必要な書類を準備(主に住所証明の準備)
・必要な書類を持って来店

という感じです。

書き出すと多そうに見えますが、一つ一つは時間がかかる作業ではないので、オンライン申請とメール回答に1~2時間、現地での来店手続きで1時間の合計3時間くらいの時間で完了するイメージです。

②必要書類

・パスポート
・印刷したビザのデータ
・日本のマイナンバー(数字のみで良い)
・印刷したニュージーランド内の住所(ホステルやAirbnbも可、オンライン申請時は不要)
・ニュージーランドで使える電話番号(オンライン申請時は不要)

※詳細は④現地手続きで後述

③オンライン申請

まずは、ANZ銀行のホームページへいきます。
※もしこのリンクからホームページにとべなければ、「https://www.anz.co.nz/promo/moving-to-new-zealand/」で検索してください。

この画面になると思いますが、英語があまり得意でない場合は、右クリックでウェブサイト自体を日本語に翻訳できます。

下にスクロールしていくと、開設したい口座(アカウント)の種類が出てきます。

21才未満のフルタイムの学生の方であれば、一番右の「Jumpstart account」がお得ですが、ワーホリビザで来て、働く場合は、真ん中の口座維持手数料が無条件で無料の「Go account」がおすすめです。

窓口で取引する場合に手数料が$3かかるとかいてあるのですが、実際にお金を引き出したり移動する際には、ATMやスマホアプリを使うので、実質無料です。
(IRDナンバー申請時に必要な取引履歴証明書も窓口で無料で発行できます。)

どの口座(アカウント)を選んでも、その先の申請の仕方は同じですが、ここでは「Go account」の口座で申し込んだ画面で解説していきます。

最初に3つの質問に聞かれます。
あなたはANZニュージーランドの顧客ですか:現在ANZ銀行のアカウントを持っていない場合は「いいえ」
あなたは13才以上ですか:13才以上の場合は「はい」
個人で申し込みですか、それとも共同口座で申し込みですか:基本的には「個人」
を選択して「続く」をクリックします。

ここでは、作成する口座(アカウント)についての質問に答えます。
Goアカウントを申請しています:Goアカウントを申請する場合は、そのまま何も押さなくてOKです。他の銀行から口座を切り替えていますか:今持っている日本の銀行も継続して使う場合は「いいえ」このアカウントにEFTPOSまたはVisaデビットカードが必要ですか?お好みでどちらか選択

※補足
どちらを選んでも基本的には不自由なくどこでも使えますのでOKですが、一応違いはこんな感じです。
<デビットカード>
〇オンラインショッピングでも利用可
✕一部の個人店舗では、EFTPOSか現金のみのところもある
<EFTPOS>
〇クレジットカードやデビットカードが使えない個人店舗でも使える
✕オンラインショッピングでは利用不可

次は個人情報を入力していきます。

日本語に翻訳していると、たまに変な訳され方になっていることがあるので、その場合は、右クリックで英語表記に戻して確認すればOKです。

メールアドレスや電話番号は日本で使っているもので問題ないですが、メールアドレスはニュージーランドに着いてからも使えるものが良いと思うので、キャリアのアドレスよりもGmailなどのアドレスで登録することをおすすめします。

また、優先連絡先も、ニュージーランドに来てからの連絡の受信を考えると、個人的にはメールアドレスがおすすめです。

希望するANZ支店については、滞在先が決まっていれば、近くの店舗を探して選択してもいいと思いますが、ボクの場合はオークランド郊外の店舗を選択しましたが、実際にはオークランドの中心部の支店を指定されました。おそらくワーホリビザなどで申し込む場合は、特定の大きな支店で登録することになると思います。

現在、日本に住んでいる場合は、「ニュージーランド到着予定日」を入力して、「日本の住所」を書きます。

別の住所については、もしあれば書いてもいいですが、基本的には不要です。

税金の詳細については、申し込み時点で日本に住んでいて、住民票が日本にある状態であれば、
あなたはニュージーランドの税務上の居住者のみですか:「いいえ」
あなたはどこの外国の税務上の居住者ですか:「Japan」
外国の納税識別番号(TIN)を知っていますか:「はい」&「マイナンバーを入力」
となります。

IRD番号を知っていますか:日本から申請している方はIRD番号を持っていないはずなので「いいえ」となります。

全ての入力ができたら「続く」をクリックします。

最後は入力内容を確認します。

入力内容を確認したら、規約と条約を読んで、同意にチェックを入れて「送信」をクリックします。

送信ができたら、受付完了の表示が出ます。お疲れ様でした。

申し込みが終わると、その日か翌日には上のようなメールが届きます。

内容としては、
・口座開設の申し込みありがとうございます
・詳細については再度ご連絡します
ということが書かれているため、連絡を待ちます。

僕の場合はその5日後に上のような連絡がメールで届きました。
1.現在の仕事
2.希望の予約日時と場所
3.添付されている KYC 質問フォームに記入
  → xlsx または .pdf ファイル形式のみで電子メールに添付
の3つをメールで送ってくださいという内容でした。

そして、「5 営業日以内に連絡がない場合、申し込みが自動的に取り消される」と書いてあるので、メールが来るまでは毎日確認することをおすすめします。

添付されているKYC質問フォームですが、ボクの場合はこのような質問フォームでした。
基本的には職業以外はボクの回答と全く同じで問題ないと思います。
必要に応じて、質問内容はGoogle翻訳でコピペすれば、大抵の意味は分かります。

KYC質問フォームに入力したら、指定されたメールアドレス宛に、質問事項の回答を送りましょう。
ちなみに、ボクが実際に送ったメールとその内容は上の画像の通りです。

ボクの場合はメールを送った翌日には、口座開設完了のメールが届きました。メールでは、
⑴アカウント情報の詳細
・ANZ銀行の口座番号

⑵来店予約の詳細
・来店の予約日時
・支店名
・支店の住所

⑶本人確認で必要な書類
・パスポートの原本
・印刷したビザ(ワーホリビザ等)
・アカウント情報の詳細(このメール)
・ニュージーランド内の住所確認書類
について案内されました。

本人確認で必要な書類の項目を見て、
「ANZ銀行を申し込んだ時に、日本の住所で申し込んだのに、ニュージーランド内の住所確認書類がいるの…」
って思われた方もいるかもしれません。

確かに、ボクよりも前の2022年からワーホリしている他の方のブログでは、「ニュージーランド内の住所証明は不要」と書いてあり、現地の銀行のスタッフさんにも確認しましたが、ボクの場合は「ニュージーランド内の住所確認書類は必要でした」。

ここで詳しく書いてしまうと長くなってしまうので、詳しくはこちらをご覧ください。
【1時間で完了】ANZ銀行の口座開設の現地手続きでやる3つのこと

④現地手続き

ここからは、実際にニュージーランドにワーホリビザ等で入国してからやる内容です。やることとしては、

⑴必要な書類を準備する
⑵指定されたANZ銀行の支店に来店する
⑶実際に入出金して、入出金証明をもらう(IRDナンバー申請時に必要)

という感じです。

⑴必要な書類を準備する
ANZ銀行のオンライン口座開設時の連絡で、ボクの場合では以下の4つの書類が指定されました。
・パスポートの原本
・印刷したビザ(ワーホリビザ等)
・アカウント情報の詳細(このメール)
・ニュージーランド内の住所証明

この中で、「パスポート」「印刷したビザ」「アカウント情報の詳細(メールの画面)」は、口座開設完了時点で既に準備が完了しているはずです。

問題は、「ニュージーランド内の住所確認書類」です。詳しくは別の記事で解説していますが、ボクの場合は事前にホームステイや長期滞在用の住む場所を決めていなかったため、直前にAirbnbで1週間ほど滞在する予約を取るようなスタイルでした。

住所確認書類として認められるものは

とあったので、

Airbnbやホステルでも大丈夫で、Airbnbの場合はAirbnbのマイページから予約詳細の「ビザ申請用にPDFで取得」したものを印刷したものを提出したところ、無事そのまま登録手続きができました。

おそらくホステルの場合も同様で大丈夫だと思いますが、もしAirbnbのようにちゃんとしたPDFが出ないような感じであれば、念のためホステルのスタッフに自分の名前が入った住所確認書類がほしいことを伝えて、印刷した予約票などに署名をしてもらうなどした方がより確実かもしれません。

住所確認書類の確認のしかたはこちらで紹介しています。
【1時間で完了】ANZ銀行の口座開設の現地手続きでやる3つのこと

ちなみに、ニュージーランド内で印刷をしたい場合は、「warehouse stationery」というお店にUSBデータを持っていくと、¢20(約16円)くらいで印刷できます。(オークランドなら至る所にあります)

⑵指定されたANZ銀行の支店に来店する
予約の当日になったら、いよいよ「必要な書類」を持って、指定されたANZ銀行の支店に行きます。

9時半回転で9時10分ごろには着きましたが、同じようなワーホリビザ等でニュージーランドに来た他の国と人たちもかなり並んでいました。

時間になると、みんなで一緒に案内されて、

ⅰ必要書類(パスポート、ビザのデータ、住所確認書類)のコピーを取ってもらう
ⅱ個別で本人確認を行い、VisaデビットカードまたはEFTPOSをもらう
 担当スタッフの方と一緒に個人情報を登録して、カードの4桁の暗証番号を決めます。
 英語力はほとんどなくても、自分の情報を伝えるだけなので、そこまで問題はないと思います。
ⅲⅱの流れでそのまま担当スタッフの方と一緒にオンラインバンキングを開いて使えるようにする
 この時にニュージーランドの電話番号が必要です。電話番号でオンラインバンキングの二段階認証の設定を行います。基本的には担当スタッフの方が主導してくれるので、問題ないです。

ニュージーランドの電話番号をお得に取得する方法はこちら
ニュージーランドのおすすめのSIMカード

ここまでで、ANZ銀行の口座開設手続きとしては終わりですが、働く際に必要なIRDナンバーを申請する際に必要な「銀行の口座情報」の書類として有効な「銀行取引明細(bank statements)」を発行してもらう作業までやってしまうことをおすすめします。

⑶実際にATMで入出金して、「銀行取引明細(bank statements)」を発行してもらう(IRDナンバー申請時に必要)
既にIRDナンバーを発行された方の情報によると、入金額と出金額は別の金額の方がいいということだったので、ボク自身も$60を入金して$20を出金しました。
※ANZ銀行のATMでは$20未満は引き出せません。

ANZ銀行の店舗内のATMで入出金して、そのまま窓口で「I want a bank statement.」というとすぐに出してくれます。(Go accountの場合も窓口での取引明細の発行は無料です)

これで、IRDナンバーの申請に必要な書類も全て揃ったので、一休みしたらIRDナンバーも申請しちゃいましょう。
IRDナンバーの申請方法はこちら