ニュージーランドワーホリで到着1日目にやるべき5つのことと到着後の流れについて解説します。
ニュージーランドに飛行機が到着して、いよいよ入国♪
そういえば、これから何をすればいいんだっけ?
タクシーもいいけど、なるべくお金をかけずに滞在先まで行きたいなぁ~
というあなたに、この記事では英語力0・海外経験0・貯金0でも実行可能なコスパ最強の「空港に到着した初日にやるべきこと」と、「実際にボク自身が実行した初日の流れ」を紹介していきます。
①ニュージーランドワーホリ初日でやるべき5つのこと
到着した後にやるべきことはたったの5つです。
⑴入国審査カードを書く(機内)
⑵入国審査をする(空港)
⑶預かり荷物を受け取る(空港)
⑷税関検査を受ける(空港)
⑸空港から滞在先へ移動(市内)
詳しくは、③ニュージーランドワーホリ初日の流れ(実体験)で解説します。
②ニュージーランドワーホリ初日にやった方がいい3つのこと
⑴SIMカードを購入する
⑵バスのICカード購入する
⑶スーパーマーケットで食材を購入する
こちらの3つは必須ではないですが、なるべくお金をかけずに移動したい、生活したいという方は、初日にこの3つをやってしまうことをおすすめします。
⑴SIMカードを購入する
ニュージーランドに1週間程度の短期旅行をする場合であれば、必要ないかもしれませんが、ニュージーランドにワーキングホリデーをして、どこかで働く場合、部屋を探す場合、銀行口座や納税者番号(IRDナンバー)を作る場合には、ニュージーランドで使える電話番号が必須となります。
そして、電話番号を取得するためには、SIMカードを購入することになるのですが、スマホの通信費がお得なのは、意外にもスーパーマーケットや家電専門店でSIMカードを購入するよりも、空港でトラベルSIM(3か月10GBでNZ$49)を購入した方が安上がりなのです(2023年4月時点)。
もちろんニュージーランドにもSkinnyという格安キャリアもありますが、それでも1か月1.25GBでNZ$16(3か月3.75GBでNZ$48)なので、トラベルSIMの3か月プランがいかにお得かが分かると思います。
SIMカードについて詳しく知りたい方は、「ニュージーランドワーホリでコスパ最強SIMはコレ」という記事で、他社との比較や登録方法、3か月経った後の手続きについても解説しているので、併せてご覧ください。
⑵バスのICカード購入する
他のウェブサイトやガイドブックなどでは、タクシーや空港バス(Sky drive)、空港シャトルバス(Airport shuttle)を勧めている場合がほとんどですが、料金は市内を走っている路線バスが圧倒的に安いです。
どれだけ安いかというと、あくまで概算にはなりますが、ほかの移動手段とは比べ物になりません。
ちなみに、確かにほかの交通手段よりは、ややハードルは高めなのですが、先ほど「⑴SIMカードを購入する」で紹介したSIMカードをすでに空港で購入している場合は、GoogleマップでGPSを使うと、乗り換え場所や乗り換え時間、自分の現在地が確認できるため、英語力がない、ニュージーランドに初めて行くから土地勘がないという方でも、そこまで難しくないはずです。
※現にボク自身は、この方法で行きました。(ネットには空港から路線バスで行く方法は書かれていませんでしたが、Googleマップだけで問題なく行けました。)
また、ワーキングホリデーでニュージーランドに来ている場合は、結局路線バスを使うことになるので、初日から使えるに越したことはありません。
ちなみに、「③ニュージーランドワーホリ初日の流れ(実体験)」でも紹介しますが、路線バスのICカードは、空港内の売店やサービスカウンターで、クレジットカードで購入できます。
⑶スーパーマーケットで食材を購入する
初日は長時間の移動で疲れている場合も多く、場合によっては到着が夜遅い場合もあるため、必須ではないですが、費用を少しでも抑えたい場合は、スーパーマーケットで食材を購入することをおすすめします。
ボク自身は初日の夕方には滞在先に着いたため、そこから歩いて20分かけて近くのスーパーマーケット(count down)で食材を購入しました。
オークランド市内で外食すると、だいたい1回の食事でNZ$20~30(1700~2600円)ほどかかりますが、
スーパーマーケットでは、
・パン20枚入りがNZ$2.2(190円)
・セールのラム肉やステーキの肉(2切れ)がNZ$6(500円)
・サラダ用野菜(4食分くらい)がNZ$4(340円)
といった価格帯で買えるので、余力があるなら、スーパーマーケットで食材を購入することをおすすめします。(2023年4月時点)
③ニュージーランドワーホリ初日の流れ(実体験)
①②を踏まえて、ボク自身は⑴~⑻の手順で、動きました。
⑴入国審査カードを書く(機内) ⑵入国審査をする(空港) ⑶預かり荷物を受け取る(空港) ⑷税関検査を受ける(空港) ⑸SIMカードを購入する(空港) ⑹バスのICカード購入する(空港) ⑺空港から滞在先へ移動(市内) ⑻スーパーマーケットで食材を購入する(滞在先周辺)
⑻まであると、多いな…と思うかもしれませんが、実際に⑴~⑷までは空港内の手続きなので、ほかの乗客の方と同じように動いていれば、難しいことはありません。
⑴入国審査カードを書く(機内)
New Zealand Customs Servicehttps://www.customs.govt.nz › contentassets › a…より
機内で入国審査カードがもらえます。(実際は英語表記です)
記入内容は難しいことはなく
・乗ってきた飛行機の情報
・ニュージーランド内の滞在先の情報
・持っている食品や薬の情報
を正直に書くだけです。
英語を読むのに自信のない方で、これを見ているのが、まだ飛行機に乗る前であれば、日本語表記の入国審査カードを事前にスクリーンショットしておくと、機内での記入が楽になるので、スクリーンショットしておきましょう。
⑵入国審査をする(空港)
入国審査カードを記入して、飛行機から降りた後は、ほかの乗客の方たちの流れに沿って、入国審査の場所へ移動します。「Immigration」という看板があるので、そこに行ってスタッフさんの指示に従って、質問に答えたり、必要な書類を見せたりしましょう。
ちなみに、ボクの場合は、
職員:パスポートを見せてください 自分:パスポートを見せる 職員:あなたはワーキングホリデーで来たのね。1年間の滞在だからね。行っていいよ。 自分:先へ進む
という、かなりあっさりした入国審査で、拍子抜けしましたが、ニュージーランド移民局の公式サイトによると、入国する際には
・所持金の証明
・旅行保険の加入証明
がないと、入国拒否になってしまう可能性があるため、書類は準備しておきましょう。
ちなみにボク自身は、入国審査のために
ⅰ.パスポート
ⅱ.ワーホリビザの電子データを印刷したもの
ⅲ.残高証明書(NZ$4200相当の残高)
ⅳ.海外旅行保険付保証明書(あった方がよい)
を準備しました。
入国審査で必要な書類についての詳細はこちら
⑶預かり荷物を受け取る(空港)
入国審査の後も引き続き、ほかの乗客の方たちの流れに沿って、荷物受取所(Baggage Claim)へ移動します。荷物受取所に着いたら、飛行機の便名の書いたベルトコンベヤから自分の荷物を受け取ります。
ボクの場合は、荷物受取所に着いてから5分ほどで自分の荷物が出てきましたが、荷物が出てくるのに、かなり時間がかかる場合もあるということは予め想定しておきましょう。
また、もし預かり荷物がベルトコンベアから出てこなかった場合は、荷物預け入れの時にもらった手荷物引換証を持って、空港のスタッフさんに「My baggage didn’t come out.」(私の荷物が出てきませんでした。)と伝えましょう。
ボク自身もカナダに行った時に、一度経験したのですが、名前や滞在先の住所を書くと、1週間以内には届くことがほとんどなので、万が一、遭遇しても過剰に心配する必要はありません。
⑷税関検査を受ける(空港)
預かり荷物を受け取った後も、引き続きほかの乗客の方たちの流れに沿って、税関検査場(customs)へ移動します。
自分の順番が来たら、持ち込んだ食品や薬が記入されている「入国審査カード」を見せて、生の果物などがないか聞かれて、「No.」と答えた後、X線にスーツケースと手荷物を通して、無事通過できました。
ボクの場合は、以下のものを持ち込んでいましたが、通ることができました。
・包装されたお菓子やコーヒー ・包装されている食べ切れなかった機内食 ・ふたで密閉できる使いかけの百草丸(漢方の胃腸薬) ・使いかけのペラックT錠(のどの薬) ・新品のストナリニS(鼻風邪の薬)
基本的には、市販の包装されている(未開封)ものであれば、食品も薬も持ち込める場合がほとんどらしいのですが、まれに未開封の市販の食品や薬でも、持ち込めない場合があるようです。
この辺りは、厳密なニュージーランドのルールに従うと、持ち込めないと判断されることもあるようなので、もし持ち込めないと言われた場合は、諦めて現地調達する必要があります。(ルール上、職員の判断が正しく、覆らないため、抗議することはおすすめしません→抗議して入国拒否される場合もあるので、気を付けましょう。)
また、医療機関から処方されている薬がある場合は、必ず「英文の処方箋」を書いてもらいましょう。
⑸SIMカードを購入する
税関検査が終わると、ようやく到着ロビーを出ることができます。
オークランド国際空港の到着ロビー出ると左側に、ニュージーランドの大手キャリアであるSparkとVodafoneの店舗があります。※Sparkの店舗は到着ゲートの中にもあるので、そこでも購入できます。
「②ニュージーランドワーホリ初日にやった方がいい3つのこと」で解説したように、トラベルSIMは格安キャリアのプリペイドプランよりもコスパがいい上に、空港から滞在先までの間もインターネットに接続できて、GoogleマップやGoogle翻訳も自由に使えるため、空港でSIMカードを購入することをおすすめします。
SparkとVodafoneも値段は同じで、大手キャリアなので、どちらを選んでも問題ないですが、強いて言うならば街中で無料WiFiスポットのあるSparkがおすすめです。
というわけで、ボクもSparkのトラブルSIM(3か月10GBでNZ$49)を購入しました。
初めての海外SIM購入で、ちゃんと接続できるか不安だったのですが、店員さんがその場でSIMを挿入&設定までしてくれたので、5分もあればすぐに使えるようになりました。
スマホのSIMの購入方法と設定について詳しく知りたい場合はこちら
⑹バスのICカード購入する
SIMカードを購入してから、滞在先までの移動手段をGoogleマップで調べました。
おそらくオークランド市内が滞在先であれば、同じように「38」「68」「27W」といった数字やローマ字が出てくると思いますが、これはオークランドの路線バスの路線番号を指しています。
路線バスに乗る場合、クレジットカード決済や現金払いは不可で、AT HOPカードと呼ばれる専用のICカードが必要です。
このAT HOPカードは、空港のサービスカウンターや売店で購入することができます。(10GB~)
⑺空港から滞在先へ移動(市内)
AT HOPカードを購入したら、Googleマップで指定されたバス停に行きます。
空港には、「タクシー(Taxi)」「空港の乗り合いシャトルバス(Airport shuttle)」「空港バス(Sky drive)」の看板(案内)はあったのですが、路線バスの看板を見つけられず、初めはどこに行けばいいかよく分からなかったのですが、Googleマップで自分の乗るバス停まで案内してくれたので、なんとか場所が分かりました。
※実際にはすぐ近くにあって、難しくないですが、海外経験0、英語に自信のない方でもGoogleマップなら確実に辿り着けます。
バス停についてしまえば、バスが来た時にAT HOPカードをカードリーダーにかざすだけなので、問題ないです。
バスの中では、次のバス停がどこなのかというアナウンスや電光掲示板の表示がないことが多いため、ここでもGoogleマップのGPSで現在地を確認しながら移動した方が確実です。
※日常生活の通勤や通学の場合は、慣れてきて景色で分かるようになるので、毎回GoogleマップのGPS確認する必要はないです
空港から最寄りのバス停まで移動する場合は、何回か乗り換えがあるかもしれませんが、基本的には、
ⅰ.Googleマップでバスまで行く ⅱ.バスに乗るときにAT HOPカードをカードリーダーにかざす ⅲ.GoogleマップのGPSで降りるバス停が近づいてたら、「Stop」のボタンを押す&バス停で降りる
という流れです。
⑻スーパーマーケットで食材を購入する
滞在先まで無事着くことができたら、その日と翌朝の食材を買います。
夜遅くに到着した場合や、長時間の移動で疲れている場合は、無理に初日から自炊する必要はないですが、スーパーマーケットで食材を買ってきて、自炊すると、4分の1ほどの値段に抑えることができます。
参考までに、ある日の食事メニューとその費用です。
パン2枚 NZ$0.22 卵1個 NZ$0.85 ラム肉1切れ NZ$3.12 野菜の盛り合わせ1回分 NZ$1.1 合計 NZ$5.29(約460円)
ニュージーランドで自炊する方法や具体的なメニューについて知りたい方はこちら(後日、作成予定)
④エージェントは使うべき?
ニュージーランドへのワーキングホリデーは、楽しいこともたくさんありますが、入国するまでの手続きや、入国してから滞在先まで移動手段の手配など、不慣れなこともあります。
エージェントを利用すれば、そういった必要な書類や移動手段の手配もすべてやってもらえるので、便利です。
ですが、自分で手配をした方が、確実に安く済ませることができます。
ボク自身がニュージーランドワーキングホリデーの準備を始めてからワーホリ初日までにかかった費用はだいたい10万円です。
ビザ申請による観光税 約3000円(申請料は無料) 航空チケット 約6万円 海外旅行保険 約5500円(4枚のクレカの付帯保険) 英文残高証明書 約800円 1週間分の宿泊費 約2万円 SⅠMカード 約4500円 バスのⅠCカード 約850円 合計 約9万5000円
また、エージェントの方に相談する場合は、語学学校やホームステイなどを勧められるかもしれませんが、個人的にはニュージーランドにワーホリ中にどうしても必要に感じれば、マンツーマンのオンライン英会話で十分ですし、滞在先もホステルやAirbnbで十分です。(ファームで仕事をするなら、宿泊先を提供してくれるところもたくさんあります)
エージェントに頼らず、自分に必要なものだけを最小限のお金で準備して、自分だけの自由なワーホリ生活を送りたい方は、このサイトで「ワーホリのための準備」「現地手続き」を網羅的に解説していますので、併せてご覧ください。
「ワーホリのための準備」はこちら(後日、作成予定)
「現地手続き」はこちら(後日、作成予定)
また、この記事では、「ニュージーランドワーホリの到着1日目でやるべきこと」について解説しましたが、「到着して最初の1週間でやるべきこと」(後日、作成予定)も併せてご覧ください。