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ワーホリ後もニュージーランド生活を続ける方法【ワークビザの取り方】

ワーホリ後もニュージーランド生活を続ける方法について解説します。

ワーホリには興味があるけど、ワーホリ後のキャリアが心配で一歩が踏み出せない
ワーホリが終わった後も、海外生活を続けたいけど、どんな方法があるか知りたい
ワーホリ後にワークビザを取る方法が知りたい

ワーキングホリデーは、憧れの海外生活が比較的簡単に実現できる一方で、ワーキングホリデーが終わった後のキャリアが心配で、なかなか一歩が踏み出せないという側面があります。

そこでこの記事では、ワーホリ後もニュージーランド生活を続ける方法について、実際にニュージーランドワーホリ中に、ワークビザ(就労ビザ)で滞在している日本人から聞いたエピソードをもとに解説します。

ワーホリ後もニュージーランド生活を続ける方法

ワーホリ中に時給が平均賃金を超えるフルタイムの仕事に就く
→雇用主にワークビザを取りたいことを伝え、取れることを確認する就労ビザの申請書類を作成して、必要に応じて雇用主にも協力してもらう
→ワークビザを取得する

大まかには、このようなプロセスを踏むことになります。

就労ビザの中でも大きくこの3つの種類があります。
⑴永住暫定就労ビザ…永住権を想定した特別な専門スキルを持った一部の文化人、芸術家、スポーツ選手などを対象としているワークビザ

⑵ビジネスリロケーション就労ビザ…海外の企業がニュージーランドへ移転する時などに、その企業のキーパーソンとして派遣される人を対象としたワークビザ

⑶テンポラリーワークビザ…ニュージーランド企業と雇用契約を結んでいる人が対象のワークビザ

特別な専門スキルやジョブオファーがない多くの人は、3つ目のテンポラリーワークビザを取得することになります。

このテンポラリーワークビザの取得条件も、定期的に更新されるため、最終的には、ニュージーランド移民局の公式サイト(New Zealand Immigration)を確認しながら、就労ビザを申請していくことになりますが、主な条件にこんな感じです。

週30時間以上の雇用契約を結んでいること
・時給が平均賃金(NZ$29.66)以上を支払われていること

移民局の公式サイト(New Zealand Immigration)で最新の条件を確認しながら、雇用主に相談をして、了承が得られれば、公式サイトの画面から申請手続きを進んでいくことになります。

移民局の公式サイトへ行くとこのような画面になります。

「APPLY NOW」を選択すると、ログイン画面に進みます。アカウントを作っていない場合は、アカウントを作るところから始めます。

移民局の公式サイト(New Zealand Immigration)より

ワーホリ後に就労ビザに更新するためのコツ

前の章でも、少し触れましたが、ビザの更新の条件は定期的に変更があり、誤解や情報不足によって、ビザの申請が却下される可能性もあります。

それを回避する方法として、移民アドバイザーに相談しながら、手続きを進めていくという方法があります。

ワーキングホリデービザに関しては、年齢制限を除いてほとんど難しい条件はないため、エージェントにお願いしなくても自力で申請することができますが、移住や永住を前提に動いている場合は、その後に人生にも大きく関わるため、より確実な「移民アドバイザー」の方に相談しながら、手続きを進めていくことは賢明な判断の一つとも言えます。

※移民アドバイザーはニュージーランド政府公認で日本人移民アドバイザーがいます。
詳細はこちら

ワークビザ以外のワーホリ後の戦略

ワークビザを取得するためには、雇用契約や時給などの制限があるため、全員ができるわけではありません。

しかし、ワークビザ以外でも、海外生活を続ける方法はいくつかあるので、紹介します

⑴ニュージーランドの観光ビザでNZ滞在を延長する

観光ビザを申請すれば、滞在を9か月まで延長することができます。
ただし、観光ビザでは就労はできないため、語学留学や、旅行、ネット上での仕事をするなどになります。

現地で働く必要はない、もっとニュージーランドでの生活を楽しみたいという場合にはおすすめの選択になります。

申請はニュージーランド移民局の公式サイト(New Zealand Immigration)からできます。

⑵オーストラリアなどの違う国でワーキングホリデーをする

観光ビザでは就労ができないため、金銭的に難しい人も多いと思います。
一方で、ワーキングホリデービザは基本的に30歳以下であれば、取得ができるため、他の国でワーキングホリデーをすることで、海外生活を継続することができます。

⑶オンラインで収入を得ながら、世界中で生活する

今ではブログやYouTube、オンラインシップなど、オンライン上で収入を得られる可能性も以前よりは上がりました。そういったオンライン上の事業や業務ができるようになった場合、ニュージーランドの観光ビザを使って滞在しながら生活をすることもできますし、ニュージーランド以外で世界中の国を旅しながら生活をしていくことを理論上は可能になります。

オンライン上で安定した収入を得られるようになるまでには、時間がかかる場合も多いため、オンライン上で収入を得ながら、ワークビザに頼らずに生活していくことを計画している場合は、ワーホリを始める前後から準備を始めたり、ニュージーランドのワーホリ中に基礎を固めて、二つ目のワーホリの間で安定した収益化を目指していくなどの柔軟性のある計画が必要な場合もありますが、個人的には目指す価値はあると思います。

ボク自身も、こちらのサイトをはじめ、複数のサイトを運営しながら、少しずつオンライン上での収入を得られることを目指しているところです。

⑷日本で半年間カジュアルな仕事をしながら半年間海外で生活する

このサイトで紹介している月々10万円で生活ができると考えれば、年間の生活費は120万円です。
つまり120万円以上の収入が得られれば、残りの期間は働かなくても生活できるわけです。

あくまでも概算ですが、住み込みで働き食事も提供されるリゾートバイトで月収20万円の収入を得られた場合、半年間で120万円を貯めることができます。

この120万円で旅費も含めて残りの半年間を海外で生活していくというスタンスです。

しかし、この生活は長期的に考えると、年齢が上がっていくにつれて、継続が難しくなる可能性もあるため、現実的に考えるのであれば、ある程度の金額(数百万円)はインデックス投資などで資産運用をして老後の資金を準備しながら実践していくか、オンライン事業などをしながら、リゾートバイトや単発の仕事以外でも収入を得られる計画を立てながら実践していくことをおすすめします。

⑸貯金をして、お金を貯めて、リタイアメントビザを取得する

できるだけ長く海外で暮らしていきたい場合には、リタイアビザや永住ビザが取りやすい国にお金を払って長期滞在する権利や永住権を購入することができます。

<例>
●タイエリートビザ(5年の有効期間)の場合は400万円(100万バーツ)。
●フィリピンのクオータービザ(永住)の場合は720万円(5万USドル)(ビザ取得完了後、引き出し自由)

ボクが知る限り、少しいい車を購入する金額で長期滞在できるビザは、この二つだと思います。
ただし、これらのビザの条件も年々厳しくなっていく傾向にあるため、もし興味がある場合は、その都度確認をしていく必要があります。

とはいえ、20代でこれだけまとまった金額を持っている方も少ないと思いますし、仮にこれだけのお金を持っていたとしても、そのお金をこれらのビザの費用として使える方はさらに少ないはずなので、こちらはあくまで参考程度に知ってもらえたらと思います。